北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)

2019 特集記事

特集 No.1長岡健太郎先生が第93回日本感染症学会 総会・学術講演会会長賞受賞!

第93回日本感染症学会にて当科の長岡健太郎先生が総会・学術講演会会長賞を受賞しました!!

写真:向かって右 長岡健太郎先生と左 恩師 栁原克紀教授一緒に写っている方は長岡先生が長崎大学に留学した時に
お世話になった恩師 栁原克紀教授です


まず受賞されての感想をお願いします。


今回の受賞は、日本感染症学会のご厚意によるところが大きいものだと思っています。
詳細を説明しますと、北里柴三郎賞という栄誉ある学会賞へ申請して、一定以上業績と考えられた論文を表彰するといった趣旨の学会賞でした。
日本感染症学会で長年ご活躍されている先生方の懐の広さ、将来の感染症分野の発展を想う気持ちの温かさを感じるものであり、大変嬉しい受賞でありました。


数多くいる候補者の中からご自身が受賞できた理由はなんだと考えていますか?

写真:長岡健太郎先生


Q1で説明しましたように、他学会賞と異なり、他の候補者と比べて今回の論文が優れていた..という話ではありません。ただ、今回こうして表彰に値する一定レベル以上の研究が出来た理由としては、長崎大学病院第二内科・検査部での国内留学中の修練の機会、北海道大学病院内科1で研究に従事できる環境を与えて頂いたことに尽きると思います。どちらの環境も、手取り足取り指導医と共同研究を進めるものではなく、自己責任の下、良い研究をしようとする姿勢を最後まで見守ってくださる環境でした。今回の研究アイディア自体、かなり突拍子もないものでしたが、こうして論文化、表彰まで漕ぎつけたことに、改めてお世話になった大勢の先生方、検査技師さん、スタッフの方々に心より感謝する次第です。


今後の抱負をお願いします。

写真:長岡健太郎先生


今回、私が行った研究自体は肺炎球菌の新たな病原性、ひいては病原細菌の新しい病因の解析といった意味では、ほんのウォーミングアップ程度の段階と心得ています。私自身がどこまでこの病態解明に貢献できるかは分かりませんが、この研究の先には世界的なイノベーションがあるような気もしています。私自身は臨床医でもあり、研究を通して、これまで助からなかった患者さんが助かるような貢献をしたいという思いで常々おります。今回の表彰に恥じないよう、研究面や臨床面で患者様、および患者様のために働く医療従事者のためになるような仕事をしていければと考えております。今後とも益々のご指導ご鞭撻をお願いできれば幸いです。