北海道大学大学院医学研究院 呼吸器内科学教室 北海道大学病院 呼吸器内科 Department of Respiratory Medicine, Faculty of Medicine, Hokkaido University

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2012年度 インタビュー

15年目 勤務医 池田 大輔

15年目 勤務医 池田 大輔
※本ページの内容は、2012年にインタビューした時点のものです。

略歴

北大病院呼吸器内科出身 白井真也

1998年 旭川医科大学医学部卒業
2002年 内科Ⅰ(第一内科)入局
2009年 内科Ⅰ(第一内科)助教就任
2010年 岩見沢市立総合病院 内科勤務
2012年 市立千歳市民病院 循環器科勤務
尊敬できる先輩方に出会い「この人たちと働きたい」と思いました。

呼吸器内科を選んだ理由をお聞かせください

もともと循環器をやりたいと思っていたのですが、他の内科もきちんと学びたいと思い、研修先を北大に決めました。北大は内科全般を研修できるシステムだったためです。
研修先の北海道社会保険病院の先生たちが特によく教えてくださって、とても尊敬できる、まぶしい存在でした。この人たちと一緒に働きたいと思い、呼吸器内科に入局を決めました。

外病院で仕事をしたい。身体を動かせるうちに臨床をやりたい。

その後、岩見沢市立総合病院に移った理由を教えてください。

大学で長く仕事をさせてもらいましたが、ずっと大学にいるより、外病院で仕事をしたいと思いました。特に身体を動かせるうちに、臨床をやりたいと思うようになったんです。
岩見沢市立総合病院では、上の先生に恵まれてよく教えていただいて、かつ、少し余力もあったので臨床的な下準備のような調査をしたり、論文を書いたり、発表したりすることができました。
大学でも基礎、臨床研究はしますが、集まる患者さんの病気が少し偏ります。その病気の細かい研究をしていくうちに、もっとコモンな病気についての身近な疑問を解決したいと思うようになりました。外病院だと患者さんをたくさん診ることができるので、その分疑問も多く湧きます。例えば、この治療は本当に効くのだろうか、血圧だったらどういう順番で薬を処方するのが最適なのだろうかなど、きちんと解決して納得したかったのです。
「大学を出たら研究は終わりで患者さんを診るだけ」ではなくて、少し大変ですが今後も臨床研究を続けていきたいと考えています。

勤務医としての仕事はいかがですか。

やはり、地域に貢献できるという意義、社会的なやりがいは大きいですね。
また、市立千歳市民病院に移ってからは、若い先生が多いので、一緒に病院を作っていくという責任とやりがいを感じます。札幌や旭川などの大都市から比べると、その他の地域はマンパワーが不足気味ですし、例えば今は千歳では糖尿病が診られない体制になっています。そうした課題を解決して、整備していきたいと思っています。
キャリアイメージその一つの方法として、大学の仲間とうまく連携を取っていくことを模索しています。呼吸器内科は、外病院との連携をもっと強められると感じており、その先鞭を少しでもつけられたらと思っています。例えば、人手が足りなければ応援に行ったり、臨床研究を一緒にやることもよいのではないでしょうか。大学病院が司令塔となり、外病院が手足となって意見交換もしていけたらよいですよね。

地方病院において医者を集めることは非常に大事です。だから、研修医は一生懸命教えます。研修医が10人いたら、そのうち1人でも戦力になってくれたり、呼吸器内科に入ってくれたりすればうれしいですよね。でもそれだけではなくて、すべては「出会い」だと思っています。自分が教わったように、あるいはそれ以上に教えることが私の義務であり、仕事の一部です

一内には、長年培ってきた一朝一夕ではない教育システムがあります。

学生の皆さんへ

まず医者という仕事は、とてもやりがいのある仕事だと思います。内科であれば、きちんと診て、きちんと診断して、きちんと治療するという当たり前の仕事をするだけで、必ず感謝され、報われるというありがたい仕事です。普通に一人前になることをしっかりトレーニングすれば、自分自身が興味深く仕事ができ、相手から感謝される恵まれた仕事なので、お勧めします。

呼吸器内科は、ありきたりになってしまうんですが、教えることに熱心な科です。質問されたことに答えられないなら上が悪いという風土です。これまで長年培ってきた、一朝一夕ではない教育システムが一内にはあります。「伝統」とも言い換えられるかもしれません。それが一内をおすすめする理由です。
魅力的な人も多いので「この人と一緒に働きたい!」と思わせる科です。