北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)

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2018年度 インタビュー

菊地英毅 先生

いままでの人生を振り返ってみて、内科I(第一内科)に入局してよかったと思っています。 北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)助教
菊地 英毅 先生

菊地 英毅 先生

※本ページの内容は、2018年にインタビューした時点のものです。

略歴
1997年  北海道大学医学部卒業
2007年 北海道大学大学院修了、医学博士取得
2007年 北海道大学病院 内科I(第一内科) 助教
2011年 米国Dana-Farber癌研究所留学
2014年 北海道大学病院 内科I(第一内科) 助教
全身をトータルで考え責任感を強くもつことを教えられ、
そこに共感したことが、
内科I(第一内科)を選んだ理由でした
1. 内科Ⅰ(第一内科)を選んだ理由をお聞かせ下さい。

菊地 英毅 先生

私が研修医のときは現在の研修制度とは異なり、内科入局希望者は2年間の内科研修を行ったのちに入局先を決めるシステムでした。入局前に内科Ⅰ(第一内科)研修のほか、大学内外で血液内科、循環器内科、消化器内科、神経内科を研修しました。呼吸器内科は疾患の幅がひろく、感染症、腫瘍、免疫・アレルギー、炎症などバラエティーに富んでおり学問として興味深いこと、患者さんの数が多く社会的な需要が大きいわりに専門医が少ないこと、独りでも多くのことが出来、ライフワークバランスのよい科であること、そして内科Ⅰ(第一内科)では主治医としての役割を意識し、担当の疾患だけ診ればよいのでなく全身をトータルで考え責任感を強くもつことを教えられ、そこに共感したことが選んだ理由でした。

2. 関連病院での研修はいかがでしたか?

入局前には函館市立病院で研修し、入局後は岩見沢市立総合病院、国立療養所札幌南病院(現在閉院)、帯広厚生病院、市立札幌病院で研修しました。20年近く前のことですが、丁寧な指導のもとのびのびとやりたいことをやらせていただきました。病院によって病院の特性、その地域での役割が違い、また他科やコメディカルスタッフとの関係が違います。いろいろな病院を回って学ぶことができたことは大変よかったと思っています。

3. 海外留学生活について教えてください。

2011年から2013年までの3年間、米国ボストンのダナファーバー癌研究所に留学しました。遺伝子改変マウスモデルを用いた肺癌の発生や分子標的治療の研究をしてきました。妻も内科Ⅰ(第一内科)の医師ですが、同時期にボストンのマサチューセッツ総合病院 に留学し、癌の基礎研究を行いました。3歳と6歳の子供を連れて共働きの留学はなかなか大変で、最初の保育園探しから壁にぶちあたりましたが、現地の日本人コミュニティや多くの人に助けられて、帰国時には家族に赤ちゃんが一人増えて無事3年間を過ごすことができました。留学先では大きな成果を残せなかったことは残念でしたが、世界有数の研究所で仕事をしたことはとても有意義でしたし、そして家族みんなで協力しあってアメリカ生活を乗り切ったことはかけがいのない大きな財産となりました。

4. 大学での仕事はいかがですか?

私の主な仕事は、外来と病棟での臨床、学生教育、そして大学院生と一緒に行う基礎研究です。なかでも私が最もしなければならない仕事は大学院生の指導と基礎研究だろうと思っています。現在は細胞やマウスをつかって肺癌の新しい治療法の開発を行っています。研究は新しいことを見つけ出すことが仕事ですが、暗闇を手探りで進んで宝探しをしているような感じです。挫折・失敗ばかりで心が折れそうになりながら、ほんとに小さなことでも新発見があると心が躍ります。この快感をモチベーションにして研究を続けています。

内科Ⅰ(第一内科)ではいろんな人がいて、
いろんな選択肢があります
5. 学生・研修医のみなさんへ

私はいままでの人生を振り返ってみて、内科Ⅰ(第一内科)に入局してよかったと思っています。内科Ⅰ(第一内科)ではいろんな人がいて、いろんな選択肢があります。是非内科Ⅰ(第一内科)で一緒に仕事をしませんか。