北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)

現役研修医の声

2009年度 インタビュー

後期研修医 竹中 芳子

略歴(2009年現在):

2004年 鳥取大学医学部卒業
鳥取大学医学部付属病院初期研修
2006年 後期研修 内科I(第一内科)

※本ページの内容は、2009年にインタビューした時点のものです。

北大内科I(第一内科)を選んだ理由

医師として、女性として、入局することが一番心強い道でした

私の生まれ育った地域では、近くに病院が無く、小さい頃から医師を確保できない状況を見てきました。それでいつの間にか、医師になって少しでも地域に貢献できればと思うようになっていました。

鳥取での初期研修が終わったあと北大を選んだのも、生まれ育った地域で医療をしたいという思いからです。

後期研修の場を選ぶ際、実は北海道でも地域医療だけを行う研修コースがあり、候補の一つではありました。そのコースなら、自分の目標である地域医療にすぐに携わることができます。でも、いきなり地域に行くことになりますから、指導してくださる方がいない点が非常に不安でした。
その点、医局だと、指導してくださる先生方がたくさんいらっしゃいます。
その中でも、内科I(第一内科)の内科総合医育成コースであれば、関連病院に呼吸器、循環器、消化器もあり、自分の思ったとおりの研修ができるのではないかと考えました。
また、女性医師としての将来を考えた時に、結婚、出産、育児と仕事との両立には医局でサポートいただけることが必要かなと思ったのです。

実際見学に来てお話を伺う中で、他大学出身の方も活躍されていること、また女性の先輩医師が多数おられることを心強く思い、入局を決めました。

現在の研修について

内科総合医育成コースとは1年ごとに呼吸器、消化器、循環/代謝を1年~半年ずつ研修するコースです。
昨年北海道大学で呼吸器を1年間、今年度から北海道社会保険病院で消化器を勉強しています。

消化器は緊急処置もあり、夜が遅くなることもありますが、上下消化管内視鏡、IVRなど専門的技術の他、内科一般においても先生方に優しくご指導いただいているので、毎日を充実して過ごしています。
新しい場所、分野での研修で未熟さを痛感し、落ち込むことも多いですが、優しいご指導もあり、実践を通じて勉強させていただいています。症例も豊富なので、内科認定医を取得することを目標にしています。

実際内科I(第一内科)に入ってみて一番感じたことは、居心地のよさ

実際入ってみると、居心地がよく、こんなに仲がいい大学病院があるんだな、と驚きました。
また、一般的に大学病院だと、内科に女性がいること自体が珍しいと思います。
そんな中、内科I(第一内科)はこんなに女性がいるんだと知り、うれしかったところです。

女性の立場として、結婚して子どもを産んでも続けられる環境を提供していただけるのが心強くて、医局はいいなと思います。

入局するまではなかなかわからない、内科I(第一内科)の位置づけ

例えば、初期研修で読んだ論文が、内科I(第一内科)の先生のものだったら、すごいことに気づくかもしれません。
でも、そうでもない限り、なかなか内科I(第一内科)のレベルの高さはわからないかもしまれせん。
私も、入局してから、先生方の業績を知り、驚きました。

大学病院、医局の強みとは

市中病院で専門医をとりたい方はそれでよいと思うのですが、市中病院以外で研修したいとき、自力で探すのはなかなか大変だと思います。そんなとき、医局の力というのは大きいと思います。
また、研修は結構つらいもので、一人で悩んでいるのは不安だと思います。医局にいても縛られるわけではないし、最後に自分の居場所、基点を持っていた方が心強いと思うのです。

今後の目標について

自分が田舎が好きなので、将来は森があるようなへき地に住み、その地域を支えれる医師になれたらと思っています。
医師が獲得できない地域は多くて、私の実家もそういう地域でした。家族の主治医も2~3年に1回変わっていました。地域に住んでくれるお医者さんに通える患者さんはすごく安心なんです。
田舎は不便だけど、一緒に地域に住んでくれるお医者さんになりたいと思っています。

そのためにも、卒後10年を目標に、内科専門医の取得を目指して勉強していきたいと考えています。