北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)

現役研修医の声

2011年度 インタビュー

後期研修医 菊池 創

略歴(2011年現在):
2002年 帯広柏葉高校卒業
2008年 北海道大学医学部卒業
初期研修先:砂川市立病院
後期研修先:岩見沢市立病院

※本ページの内容は、2011年にインタビューした時点のものです。

医学を志した理由は?

父が医師で、小さい頃からその姿を身近に見ていました。
帰りが遅く休日も家にいない時間が多く、子どもながらに大変な仕事なのだと思っていました。
しかし、例えば休日に街中で患者さんやその家族とたまたま出会ったときに感謝されている姿、忙しいながらもやりがいを楽しそうに話してくれる父の姿を見て、医学に興味を持ち、父のような医師になりたいと思いました。

内科I(第一内科)を選んだ理由は?

正直なところもともと呼吸器内科(内科I(第一内科))に入局しようとは考えていませんでした。
漠然と内科系にしようとは思っていましたが、どちらかというと呼吸器分野は肺癌や間質性肺炎など、学生のときに少しかじっただけではわからないことが多く、苦手意識を持っていました。

砂川での初期研修のときに、内科I(第一内科)の先輩医師に出会いました。自分で検査を組み、外来もこなす。救急外来では内科以外の疾患でも対応されていました。
そんな身近な先輩医師の姿を見て、自分も数年後このような医師になりたいと思い内科I(第一内科)に興味を持ち始めました。
夜もよくご飯に誘ってくれて、面倒を見てくれたんです。せっかくなので、先生と話ができるようになりたいと思い、それで苦手な呼吸器分野も勉強するようになりました。

その後内科I(第一内科)を見学しに行きましたが、多くの先生が歓迎してくださり、とても雰囲気のいい医局だと思いました。また苦手意識を持っていた呼吸器分野についても、わからないことがあるからこそ学んでいきたいと思い入局を決めました。

身近に尊敬でき、目標となる先輩を見つけること、出会うことは進む道を決める上でとても重要なことだと思います。

現在の研修について

昨年の1年間は北海道大学病院内科I(第一内科)(癌グループ・非癌グループ)で研修をさせていただきました。
今年は岩見沢市立総合病院内科に勤務しています。
大学病院にいたときよりも自分のみの判断で検査・治療を行っていくことが多く、昨年大学病院では同じような状況のときどのように対応してきたか、上級医はどのようなアドバイスをしてくれていたのかを思い出しながら日々仕事をこなしています。外病院に勤務したことで、大学病院にいたとき思っていた以上に多くのことを身につけていた、学ばせてもらっていたのだと実感しました。

最先端の気管支鏡検査手技、肺癌やその他疾患のエビデンスにも基づいた治療方針、診療に当たって重要な様々な面でのリスクマネージメント等は、大学病院での研修でしっかりと学ぶことができます。内科I(第一内科)の先生方はとても親身に、適度に厳しく、的確な指摘をしてくださいました。昨年大学病院で学ばせていただいたことが今大きな自信となっています。

現在の病院では内科外来等で呼吸器疾患に限らず様々な訴えの患者が受診します。
大学病院の病棟業務では経験できない疾患(疾患とは言えない不定愁訴も多いですが)への対応を学ぶことができるのはやはり外病院の特徴だと思います。上級医や他科医師に相談しながら対応している毎日です。

今後の目標について

北大内科I(第一内科) 菊池まずは昨年大学病院で学んだ肺癌、細菌性肺炎、間質性肺炎、COPDなど呼吸器疾患について更に理解を深め診療に生かしていくこと。また今年来年は外病院で研修させていただくこととなっているため呼吸器以外の様々な疾患に必要な検査・治療を身につけていこうと思います。特に岩見沢での後半半年は循環器内科で研修するので、一度しっかり循環器疾患を学び、今後の呼吸器内科医としての診療に役立てていきたいと考えています。

後期研修が終わればまた大学病院で勤務させていただくことになると思います。そのときには昨年1年間では身につけることができなかった知識技術を充分に吸収し、将来的には地域の診療レベルを少しでも向上していきたいと考えています。