北海道大学病院内科Ⅰ(第一内科)

初期・後期研修について

研修に関するQ&A

北海道大学病院内科研修Q&A

同じ分野でも、診療科によって研修内容は異ならないのですか?
分野によっては診療科がまたがることはありますが、研修医として身につけていただく目標項目はクリアするようになっています。また内科共通で研修医対象のセミナー等も企画されており、いろいろな研修の機会を提供することになっています。
大学での研修は学生実習の延長では?

学生実習では1~2週間で限られた患者さんしか接する機会がなく、その時間、内容も医療という面からはほど遠いものです。これは、当然ですが実習期間や医師免許取得の有無によって実際の医療行為が行えるかどうかの根本的な違いです。医師免許取得によって、また研修医として行える(単独、または指導医の監督下で?詳細については北大病院卒後研修センターホームページを参照下さいhttp://sotsugo.med.hokudai.ac.jp/) 手技や患者さんへの医療面接や病状説明等が初めて行えるようになります。
どのような手技が経験できますか?
北大病院は高度先進医療を提供する病院であることもあり、選択分野によって患者さんの疾患も異なるために、医療手技の内容も当然異なっています。医師としての共通手技と専門分野に要求される手技とに分けられます。「III;各分野での研修内容」に概略を記載してありますが、更に質問がある場合には各科問い合わせ窓口に確認下さい。
大学での初期研修を選択するメリットは何ですか?
大学病院では指導医の数が豊富であり、初期研修においては手技の習得、臨床検査の解釈の仕方や疾患の考え方など、細かな指導が可能です。また、内科に限らず北大病院で研修を受けることで、各分野の専門家との人間関係を築くこともでき、将来どのような分野を専攻しても、他分野へコンサルトやアドバイスを求めることができます。
専門に偏りすぎて一般内科や初期救急の経験が出来ないのではないですか?
ご指摘のように大学病院では病院の性格上、殆どの患者さんが「診断が付いた後の治療入院」「病気の予想がある程度ついていて、複数の鑑別診断を精査の上に確定する検査入院」であり「市中肺炎や急性虫垂炎のような疾患が殆ど経験できない」ことは事実です。Aプログラムを選択した場合には2年目に連携病院での実習になりますので、この中で大学病院では経験出来ない症例の研修は可能と思われます。Cプログラムにおいては3年目以降の後期研修の中で経験を積んでいくことになります。内科医としての考え方やスキルの習得は短期間で出来るものではありません。また、医療技術の進歩の日進月歩であり一般内科でも専門分野でもup-to-dateの知識が絶えず要求されます。これが、一般に医師には生涯学習が必要と言われる理由です。
AプログラムとCプログラムの違いはどこでしょうか?
Aプログラムは2年目を卒後研修連携病院で行いますので、研修内容は連携病院でのプログラムに依存します。一般論ですが、連携病院は地域の基幹病院であるため、プライマリケアや内科救急診療を研修することが出来ます。Cプログラムでは大学病院での研修が2年間ですのでプライマリケアや内科救急診療の経験が少なくなることは否めませんが、内科認定医を取る上での研修期間の最短化が可能であること、また各分野の高度先進医療が研修できますので、内科の中での専門専攻を決めかねている場合には一 通りの領域を自らの研修を通して判断できるメリットがあります。
内科としてAまたはCプログラムを推奨する理由は何ですか?
1年目の研修は、医師としてのスタートを切る大事な1年です。市中病院での研修ももちろん重要ですが、北大病院内科では各分野の専門医・指導医が揃っており、細かな指導が可能です。これは内科としての考え方を身につける上では、大切なことであると考えています。最初の1年目は将来の長いキャリアを支える基盤作りと考えても良いかもしれません。研修の順序として最初に大学での研修をお勧めするのはこのような理由からです。
認定医、専門医を早く取りたいのですが?
ワンポイントメモにも記載しましたが、現在の卒後臨床研修は2年間ですが、内科認定医を取得するには3年以上、内科学会の指定した病院での研修が必要です。またこれ以外にも内科9分野での症例レポート、外科転科症例のレポート、剖検症例のレポート、学会等での発表歴などが必要です。Cプログラムを選択した場合や、Aプログラムや他研修施設での卒後研修に加えて、3年目に内科後期研修を選択した場合には、分野選択を効率よく行えばこれらの条件をクリアすることが可能です(もちろん施設によっては、北大病院以外の研修でも可能と思われます)。専門医については、殆どが内科認定医取得後の各学会指定病院での一定期間の研修が必要ですので、将来選択される分野の講座に所属(入局)するなどして、更なる専門性の研修が必要です。
給与等の待遇面が心配ですが?
卒後臨床研修では、厚生労働省の基準を満たした給与が保証されており、これまでに3年間の卒後研修医が北大病院での研修を行っていますが給与面での問題は生じていません。また3年目以降の後期研修では大学での研修以外に北海道大学で許可された外勤行為(北大病院以外で診療を行うこと)も可能ですので、収入面での心配はあまり無いものと考えています。
初期研修を大学以外で行った場合に、3年目以降に大学で研修を行うことは可能ですか?
もちろん可能です。北大病院内科後期研修は3年目の医師を対象としたものですが、4年目以降も各診療科では門戸を大きく開放しています。
           

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makitan@med.hokudai.ac.jp(内科研修委員会)